作戦

４月。

唐突にメールが来たんだな。

「〇〇ちゃん、チョコレートとか食べる？」

ああ？(;´･ω･)

またよく分からんメールを

bot 故障中ですか

「うん、食べるよー」

そしたら、その人のホーム画面に

「一緒に食べる予定」

（チョコレートの写真）

よく分からん・・・

とりあえず「いいね！」押す。

↑

だから、よく考えてから行動しろよ！！(；ﾟДﾟ)

しばらくしてから

あああ (ﾟДﾟ;)

そ・そ・そういう意味か！！！

チョコレートの話じゃねーよ自分！(-_-;)

わたし、鈍感で良かったですね。

▼ この続き

colont.hatenablog.com

当時のゲームサイトは出会い禁止・直アド交換禁止。

〇〇パトにやられるとアカウント削除。

仲の良かったシンママさんとライン交換したときも、

その直後に彼女のアカウントが剥奪されてしまった。。。

運が悪ければ相手にアドレスが届く前に双方アカ停止

（→ 本当に一生探せなくなる）

そのため大半は暗号でメールとブログに分割させるが

そもそも〇〇パトに解読できない暗号は、

わたしにだって解読できない(笑)

※　社会のルールは守りましょう。

※　昔話です。2020年の現代にパトロールなんて居ません多分。

「チョコレートとか食べる？」

「食べるよー」

本当にいいのか(>_<)

でも多分

ストレートに「会える？」と聞かれていたら、また

「いや、でもわたし子ども居ますから無理です」

(本当は会いたいくせに…)

(そしてまた振り出しに戻ってそこから数年と思われ…)

※　ちなみに「会える」もNGワード。

「明日コンサート！キムタク会えるの楽しみ♪」

…などと書いてアカウント削除されたユーザーもいた。

「ブス」はNGワード(強制削除)

故に「コロンブス」も当然(？)強制削除される。

（うちは幸い数年間のやり取りでNGあるも全くの無傷）

更にもっと昔はポケベル → 公衆電話。

うっかり痴話喧嘩が始まると、

ものすごい勢いで100円玉が吸い込まれていくという。

電話もデートも写真も、恋愛にいちいちお金がかかるので

遠恋は結婚するしかなかった時代。懐かしい。

ありがとう暗号！(…が分からなくて。)

どさくさに紛れて

「一緒に食べる予定」

「(いいね！)」

OK してしまった。

とりあえず一人作戦会議

・車に同乗は危険（自分が自転車で行ける場所）

・人目がある場所

・何かあったら助けを呼べる場所

・自分の自宅がバレないように

子どもは普段から頻繁にお出かけしていた。

「ボランティアのおじちゃん」

「駐輪所のおじちゃん」

「住宅展示場のお兄さん」

「不動産屋さんの営業」

「ファミリーキャンプ」

「マジックショーの手品師」

いろんな「見知らぬ人」との交流があったので

その人がもし「ハズレ」でも

１回会うぐらいなら

「あの人はママの親戚」でなんとかなるかも

（賛否両論あるかと思います・・・）

結局、ファストフード店

（目の前に交番。何かあればすぐ逃げられる）

目の前に交番って。。。

そこまでしてネットの人と会う・・・

今、

Twitterとかインスタ

みんな普通に顔出ししているが

わたしの世代って

ネットの人と会う＝練炭〇〇事件

いや、世代と言うか

わたしだけかもやけど

ネット → 練炭、身分証売買、違法〇物調達、身売り

こういうイメージしかなかったのよね。。。

だって「普通」に生きていれば

わざわざ

ネットの向こうの人に会いにいく理由なんてないし

そもそもネットで恋愛感情わくとか

二次元か('ω')ノ　みたいな・・

今は普通よなぁ。

アプリ婚活とかインスタ婚とか

当時は周りで聞かなかったからなー。

自分よう言わん。って思ってたわぁ・・

しかも

「シンママ → ネットで彼氏をつくる」

あたま大丈夫か！！！って思われそうやし

「チョコレート食べる」発信から

それがいつなのか

毎日、精神状態やばかった。。。

いつ呼ばれてもいいように、常に準備万端

（そして常に空振り）

連日のスタンバイ、

あーもう疲れてきた。

自宅にいる時ぐらいメイク落としたい。

って時に

ようやく、その人から急に連絡がきて

いきなり「着いたよ」って

もちろん、

チョコレートなんぞ持ってきていなかった('ω')