言いづらいことを言う
先日の失業給付の件。
夫に言いづらいわ~、と思いつつも
勇気を出して言ってみた。
そしたら意外とあっさり
「どっちでもいいよ。」
共働きでも専業主婦でも、幼稚園でも保育園でも。
失業給付はあっても無くても。「どっちでも良いよ、任せる」と。
話は10分ぐらいで終わり、あとは和やかに楽しく過ごす。
拍子抜け… (,,・д・) 良かった。。。
とりあえず「好きにして良い」のお墨付きを頂いたので( ・∇・)
改めて自分のやりたいことを考えつつ、
在宅ワークも、ちょっとずつ増やしてみることにした。
失業給付の延長期間、残り1年半。
保育所の申し込みは10~11月。
まだ時間はある。
いや、もし時間が無くなったとしたら、きっとそれは最初から必要なかったんだ。
期限切れで保育所に入れないとか、失業給付が貰えなかったとか、その時は
それはそれで良しとしよう。
なんせ今まで「夫には言えない」ことが多すぎた。
反対されるんじゃないか。否定されるんじゃないか。馬鹿にされるんじゃないか。
夫は、性格は良いが、口は悪い(-""-;)
何か言うと
「だからお前はズレとんねん!普通はな~」
…と、返ってくる。。。
これがもし、
「そういう考え方もあるね、ただ○○の方が良いと思うよ」
↑
こういう言われ方なら別に否定されても気にしない
「ズレとんねん」「普通はな~」「またおかしいこと言いよった」「なに考えとんねん」
↑
こういう言われ方で否定されるとザクッとくる
夫本人に悪気はない(むしろ夫の仕事場は、みんな普通にこんな喋り方をする。。。)
…だとしても、わたしは嫌な気持ちになるんだよなぁ
それで、今まで何事も「夫には言えない」と思っていた。
ただ産後はそんなことも言ってられないので
少しずつ自分の性格改善を頑張ってきたつもり。
・言いづらくても、言えるチャンスを見つけて
きちんと事実を伝えるように努力する
・夫の言葉遣いは変えられないかも知れないとしても、わたしが嫌だなと思った時は、嫌だとはっきり伝える
ここ2~3ヶ月、これを頑張ってきて
そして今回も、言いづらいながらもちゃんと言えた。
わたしにとっては、
働くか働かないか、ということより
きちんと自分の意見が言えるかどうか
自分の将来を自分自身の意思で堂々と決められるかどうか
卑屈にならず、丁寧に夫と話し合えるかどうか
今はこういうことの方が大事なんだ。
40代。人より幼稚に生きてきて、これだよ。全然自立できてない。
だからむしろやりがいもあるだろ ( ・∀・)
それはそうと今朝、
唐突に息子から「ねーねー、ママって離婚したの?」と言われた((( ;゚Д゚)))
更に
「僕が赤ちゃんのとき、別のお父さんがおったん?」
とまで言われた。。。
いや、言いづらいとかなんとか言ってる場合じゃないし。。。
極めて普通に
・なんでまた急にそんなこと思ったの?
・0歳のときは、ママと○○、二人で暮らしてたよ
・父ちゃん(今の夫)が来てくれたから、今は父ちゃんが○○のお父さんだよ
とりあえずここまで話した。
父ちゃんは、実の父親ではない。
でも、血は繋がってないけど○○の父親である(○○に愛情がある)。
そこまでは、なんとなく理解したようだ。
それ以上
(なぜ離婚したのか?実の父親はどこにいるのか?なぜ会いに来ないのか?) …は、
さすがに時期尚早かと思い、(子ども本人も聞いて来なかった)
今朝はここまで。
いやぁ、ついに来たか…
いつか聞いてくるとは思っていたが、こんな風に、ある日突然くるんだな
ちなみに心がけていること
言いづらいことを言うときは、
・言いづらい事実
・心から伝えたいこと
2つをセットで伝えるようにしている。
今回は、
①父ちゃんは、後から来た父ちゃんだ(血は繋がってない)
②血は繋がってないけど、父ちゃんも母ちゃんも○○が大好きだ
これでワンセット。話し方のテクニックとか、ノウハウとか、そういうことではない。
ただ、知人から言われたこと
「本気は必ず伝わる」
この言葉は大事にしてきた。
0歳で別居して、その後離婚。父親の存在を知らない。
当時、そのことを息子にどう説明するか
いつも悩んでいた。
そんなときに、知人の言葉「本気は必ず伝わる」で目が覚めた。
もしわたしが明日死ぬなら、この子に何を伝えたいかなぁ
そう思ったとき
離婚の理由とか
父親がなぜ会いにこないか
それ以上に
伝えたいことは沢山あった
大好きだよ、とか
自信をもって生きるんだよ、○○なら大丈夫!
そういうことを伝えたいな。と…
それ以来、言いづらい事実を伝えるときは
同時に、本気で伝えたいことも併せて伝えるようにしている
そして
『 結局、親が子どもに残せることは
「生き方」なんだよ 』
これも知人の言葉。
親自身がどんな風に生きたか
その親の生き方の姿が子どもの中に残っていくのだと。
当時わたしは、大学費用や人並みの生活、クリスマスプレゼント、お誕生日、
子どもにかかるお金のことで頭がいっぱいだった(もちろん今も。)
だけど子どもに
本当に残してあげたいものはなんだろう
少なくとも
充分なお金、教育、学歴だけが唯一と考えることは減ってきた
不自由なく平穏に幸せに生きて欲しいけど
もし、そうでなくても
それ以上に
幸せも苦労も、良いことも悲しいことも
乗り越えていく力のようなもの
そういうものを子どもに残せたら良いなぁ
まだまだ先のはなしやね(*´-`)
とりあえず今日は「事実を伝える」第一段階クリアということで…
あとは夜まで、のんびりいこう(^_^)