生い立ち授業
ついにお知らせが来てしまった。
冬休み前にも軽いジャブが入ったこの生い立ち授業。
名前の由来とか、産まれたときの様子とか……
冬休み前の事前学習は曖昧にごまかしながら提出した。
「産まれたとき、父ちゃんはどこにいたの?」
「その時はまだ遠くにいたよ。」
。。。
小学校低学年でこれはキツイ(-""-;)
うちは0歳から既に別居していたので、
産まれたときはとんでもない状況だった。
「産まれたときから父親はいない」
「いつも遊んでくれる人が、父親になってくれた」
子どもは多分、こういう認識だと思うが、どこまで理解しているかは不明。
離婚原因も、相手の顔も存在も知らないままだ。
自業自得とはいえ
こういうことは、家庭の中で時期をみながら
ゆっくり丁寧にやりたかった(T_T)
仕方ないので、
とりあえず提出書類を揃えることに……
「産まれてから、今までの各年齢の写真」
子どもと二人で選ぶ。
「ねー、ここどこ?」
「ねー、産まれた日の写真はないの?」
「ねー、産まれて2ヶ月ぐらい写真ないんだけど」
あああ。もう勘弁して。。。((((;゜Д゜)))
折れるわ。さすがに折れるわ。
思い出したくないことまで、ガンガン掘ってくる。
離婚したとき、「強い母であろう!」と決心した。
でも実際は、自分が思っていた1%さえも達成できなかった。
強くもなく、優しくもなく、余裕もなく、
惨敗だった。
再婚したとき、「あたたかい家庭を」と思った。
あたたかい家庭だ。毎日が幸せ。毎日が感謝。
夫が好きで、子どもが好きで、二人目もお腹で順調。
でも、まだ終わらないんだな。
当たり前やけど、離婚して終わりじゃない。
再婚して終わりじゃない。
幸せになって終わりじゃない。
みんな山あり谷あり、助け合って続けていくんだ。
離婚経験のある友人が、話をきいてくれた。
挫折を知っている人の優しさ、あたたかさって、あるよな。感謝。
とりあえず提出書類はまだまだあるが、
写真だけはがんばって今日中に終わらせよう。