交際前、最初にすること
よし、覚悟を決めてもらおう!
…ということで
3回目のデートに挑む。
毎週、毎週、
高速で往復4時間の距離を通って頂く…
しかもこの「往復4時間を毎週末」は、
後々も年単位で続く。莫大な体力・交通費が。。。
▼ この続き
ジェントルマン、
その日も夢のような時間だった!(;_:)
勇気を出して自分からラインを訊いたら、
あっさり教えてくれた。
この時にフルネームや住所も訊けば良かったんやが
ラインを訊いただけで心臓爆破(:_;)
なんなんやろうな。。。
シンママ = その間、彼氏がいなかった
異性との関わり方を完全に忘れてしまっている(-_-;)
正直そんなことしている場合でも無かったんよなぁ。
仕事はどん詰まりで、転職するかどうか…
▼ ぶっ倒れた傷もまだ残る頃。。。
転職に備えて収入半減も覚悟、
いわゆる「貧民街」への引っ越しも内定。
28倍の抽選で「激安わけあり団地」を勝ち取るも
喜んでいいのか、やや微妙…
この先どうすんだよ自分!
引っ越し予定の「貧民街」を3人で歩いていたら
その時、警察が住民の奥さんを取り押さえていて
うわぁDV(超本物)だよ(;゚Д゚)
こういうとこに住むのか…
そのへんの幼児がすごい髪型(星形の剃りこみ?)
治安わるすぎー
思わず、彼に
「わたし来月からここ住むけど大丈夫かなぁ(>_<)」
あー
「自宅、教えない主義」とか言いながら
気が動転して、
引っ越し予定の団地もベラベラしゃべってまう。。。
そんな環境に引っ越してまで転職、
ほんまにそれで良いんか?????
人生どん詰まり状態。
その人は、転職や引っ越しについては何も言わず
「〇〇(息子)は、もう4歳やねんから
先に楽しい思い出を作ってやらなあかん」
え。わたし遊んでる場合じゃないんですけど。
そう思ったけど
彼は休日のたびに息子の手を引いて
動物園、水族館、色々と連れていってくれた。
息子が通りすがりの釣り堀で
「魚つり、やってみたい!」
わたしは
「シンママでも、わたし一人で何でも出来ます」
そうやって生きてきて
でも魚とか気持ち悪くて触れません!
餌とか昆虫も無理です!ナマコも勘弁!
そんな状況
彼がその場で数匹を釣って、釣竿を子どもに渡す。
息子は感動で目がキラキラ輝いて
久々に、笑ってる。
「わたし遊んでる場合じゃありません」
「子どもに楽しい思い出つくったるのが先や」
今なら、夫の言いたかったことが分かる。
たったこれだけのことを分かるのに
9年かかった。