専業主婦の在宅ワーク---実験中 【個人の日記です。】

ネット素人の専業主婦が、本当に在宅ワークで稼げるのか検証中です。自分の日記です。ハウツーではありません。

何をしてもスルーされる

その頃ブログはクローズにして

公開は仲の良い5人ぐらい

(今でいうライングループ状態)

 

全公開にしてたら知らない人からネガコメを喰らい、

 

ブチ切れて

「もうわたしは好きな人とだけやります!」って

非公開に切り替えたんだな。

 

しかも当時は、好きな人が5人ぐらいしか居なかったという・・・

 

▼ ちなみに先月、久々にネガコメがついた。

あれから約10年経った今でも同じことをくり返すとか(+_+)

colont.hatenablog.com

 

当時は公開設定をたった5人にまで絞って

 

でも、その数人とは

個別メールで住所を交換したり

(わたしの誕生日にケーキが届いた!(*'ω'*)

 

わたしも彼女に

自分の好きな本を贈ったり

カードやお手紙、お菓子、

 

みんな遠くて実際には会えなかったけど

今でもラインする。

 

たいせつな人たち。

 

ネットの人とリアルで交流するなんて

若かったし自由だったし、まあ無謀だったよね。

 

 

女性とはフランクにやり取りできたものの

 

彼とは相変わらず

bot状態

 

わたし、

 

ついに決意したんだな!

 

▼ この続き

colont.hatenablog.com

 

ブログを非公開に変えたのをいいことに

 

ちょっとずつ私生活を匂わせてみる作戦。

 

「今日は〇〇博物館に行きました!」

「今日は〇〇動物園に行きました!」

 

自分が、どの辺に住んでいるのか

 

少しずつ狭めてみる。

 

「明日〇〇ライトアップ行く予定!」←ついに未来形

※ 危険です。真似しないで下さい。

 

当日はめちゃめちゃ挙動不審・・・

 

「わたし」って分かるように

そういう服を着て

(ブログに組曲すきです!とか事前に仕込み済み)

 

▼ 「これ買っちゃうかもー♪」などと言って画像を貼り、

「こういう服装ですよ」と自分なりにシグナルを送っておく。

もちろんただの仕事着で、自宅では990円のジーンズ履いてた。

今は普通にしまむらの暖パン!

 

 

そして、

 

当たり前やが〇〇のライトアップに

 

その人は、来なかった。

 

 

かわいそうな組曲・・・

 

 リアルな友達からは

「〇〇ちゃん、くれぐれもストーカーしちゃだめよ!」と諭される始末。。。

 

 

その頃

 

毎年、楽しみにしていたイベントがあって

ちょっと遠いんだけど

 

「明日から大阪クラシック参戦します!」

 

osaka-classic.com

 

 子どもと2人でハシゴしまくったんだな。

 

街中でクラシック

 

わたしは、独身時代は「こういうのは邪道」

 

なんでわざわざ、うるさいビルの中でやるんだ

むしろ冒涜じゃないのか

 

そう思ってた。

 

 

そして独身のころは

 

幸せな結婚をして、

自分の子どもが6歳になったら一緒にホールに行くのが夢だった。

 

わたしは演奏が出来ない。

 

でも、もし子どもが「やりたい!」って言ったら 

ヤマハで親子一緒に習い事でもしてみる?

 

いつか

子どもが弾いてくれたらなー、と思っていた曲があった。

 

 

でも現実は

出産して、シングルマザーになって

 

家にはテレビもないし、ラジオすら無い。

習い事をさせる余裕もない。

 

貯金だけが増えていって

「だけどこの先、自分にもしものことがあったら」

 

お金は貯めても、オチオチ遣えない。

決心ついても、買いに行く暇がない。

 

 

かつての

「子どもを義両親に預けて夫婦でオペラ」みたいな

 

アホな夢だけが未練たらしく残って

 

別にオペラが観たかったわけじゃないけど

 

「子どもを預かってくれる仲良しのお姑さん」

「一緒にドレスアップして出かけるラブラブ夫婦」

 

「一緒にオペラ」は

いつまでもきれいな妻で居てくれ = 愛情

 

そういう

愛のある(ちょっと上流の)結婚がしたかったんだな。

 

 

それが予想外(予想通り?) に離婚してシンママになり

 

ふと大阪クラシックに出かけて

 

初日。

プロデューサーご本人がステージで

たった数分のスピーチをしたんだ。

 

正確には覚えてないけど

 

「これが、僕のしたかったことなんです!」

 

「会場には、音楽を聴く人も、そうでない人も、老若男女、子育て中のお母さん、お子さん」

 

「みんなが同じ場所にいるんですね」

 

わたしはそれを聞いて

たった3分のスピーチで

泣いてしまった。

 

わたしは

思っていたのと全然違う人生で

夢は何一つ叶わないし

一生懸命やってるのに、どうして?って

 

 

でも、そういう自分が

 

今たくさんの人に囲まれて

小さな子どもを連れて、普段着で地べたに座って

ここにいる

 

素の自分が確かに、ここにいる。

 

シンママでも

小さい子どもがいても

貧乏でも

性格がソコソコ悪くても

 

わたし

本当はずっと、これが聴きたかった

 

 

 

大阪クラシックは毎年「神回」があって

 

いつどこで起こるか分からないのだけど

今までに2~3回その「神回」にも立ち会えた。

 

かつて「うるさい街中での邪道クラシック」と思っていたものが

 

わざわざ「東京から聞きにきました!」という人もいたし

 

わたしも小さな子ども連れて

毎年参加した

(ダダ混みで子連れはものすごく大変なはずなのに、マニアは確実にリピする。)

 

 

「今日の公演、神回で感動しました!

明日も大阪クラシック行ってきます!」

 

 

残念ながら

「その人」は一度も来なかった。

 

 

わたしは、もう引っ越して

何年も行けていないんだけど

 

そしてあの頃は資金がどうのこうの

縮小するとか

企画自体も賛否両論の

 

大阪クラシック

 

今どうなってるのかなぁ。

 

 

再婚して

夫とオペラに行ったことはないし

義両親に子どもを預けたこともないし

もちろんヤマハも行ってない。

 

子どもは、こないだピアニカで

学校の課題曲(しかもセカオワ)弾いてくれた(笑)

 

思っていた結婚生活とは違うけど

愛は普通にいっぱいある。

 

むしろ、この不便な田舎暮らしがすき。

 

 

あの頃はそういう幸せな未来が待っていることを知らなかったから

 

当時その人はやっぱり、ただの bot

わたしはただのブロガー。読者は5人。