専業主婦の在宅ワーク---実験中 【個人の日記です。】

ネット素人の専業主婦が、本当に在宅ワークで稼げるのか検証中です。自分の日記です。ハウツーではありません。

子どものしつけ

以前から気になっていたが…

夫のしつけが細かすぎて、しんどい(;_;)

 

小学三年生なら、当たり前のことかも知れないが、

 

朝一番に「おはよう」と言う。

食事中に、お茶を飲みすぎない。

姿勢よく、正座で食べる。肘はつかない。

先ずは汁物から食べる。ご飯は三角食べ。おかずだけ先に無くなるのはNG。

食事中にテレビを見すぎない(テレビはついている)

食事中におしゃべりしすぎない。

ダラダラ食べない。早目に食べ終わる。

魚は綺麗に食べる。

 

…………………。

 

いや、当たり前じゃん?( ゚д゚)!

 

って感じ?

 

細かくねーよ、むしろ当たり前だろ?って感じ???(;_;)

 

分かるんだけどさぁ…

言ってることは普通なんだけど、なんか見ててしんどいんだよね。

 

家族って感じがしないのよ。

 

なんか、テロリストと人質みたいに見えてしまって

 

それか刑務官と囚人

パワハラ上司と使えない部下

 

うーん、なんかそんな感じ

 

夫にそんなつもりはないだろうが

職人だからか

 

怖いんだよ(-""-;)

 

 

ちなみに「夫 しつけ 厳しい」で検索したら

 

同じような事例が沢山でてきた

 

「夫のしつけが厳しすぎて、息がつまりそうです。夫は銀行員ですが、~」

 

おぉ…( ´゚д゚)

なんの接点もない職人と銀行員の意外な共通点な。しつけが厳しい。

いや、職業は関係ないか。

 

ネットの反応もマチマチ。

・今では、厳しくしつけてくれた両親に感謝しています。

・厳しいしつけが原因で、対人恐怖症になりました。

 

・厳しいしつけは愛情

・厳しいしつけは自己満足

 

・しつけの出来ない親が多い中、立派なご主人ではないですか。

・子どもが萎縮するほどの厳しいしつけは逆効果ですよ。

 

・混乱や矛盾の防止に、夫婦で意見・対応を揃える。

・夫婦で対応が違う方が、多様性を学べる

 

 

…止めよう。検索ループ。マチマチすぎて

むしろ解決しないっての。

 

しかも流れで、虐待家庭の手記まで読んでしまった(/_;)/ 

ネット、メンタルに悪すぎるわ。

 

 

なんせ昔から叱責に弱いんよなぁ。

子どもが叱られてるのを見ていると、吐きそうになる。

 

しかも、色んな人に相談したが「ご主人、一般的だと思いますよ」と言われてしまった。。。

はいはい。また、わたしですか( ノД`)

 

 

わたしが子どもの頃。うちは問題の多い家庭だった。

刃物や、警察が出てくることも…

 

今となっては育ててくれた両親には感謝しているが、

当時はやっぱり怖かった。

 

そういうこともあって、子どもの頃から「晩ごはんを笑顔で囲む家庭」に

異常に憧れていた

 

「ご飯を楽しく食べたい」

 

そう願いながら成人して、その後はシングルマザーで、自由。

いつも楽しい食卓。保育所のお友達の話。テレビの話。来週のお出かけの話。

いつも笑いながら、忙しくても夕飯は一時間かけて

息子とわたし、たった二人の団らんは一番大切な時間だった。

 

そんな生活が何年も続いて

 

夫と初めて会った時

息子は

 

お箸が正しく持てなかった

好き嫌いがあり、納豆や生卵が食べられない

保育所でも、ご飯中のおしゃべりを注意される

 

そしてわたしは、それの何が悪いのか分からなかった

 

お箸の持ち方ぐらいで人を判断するなんて信じられない

生卵が食べられなくても、ゆで卵を食べているから良いじゃないか

息子は食べるのは遅いが、◯◯君や◯◯ちゃんの方がもっと遅い

 

わたしは、そんな考えで

 

夫は

息子にお箸の持ち方を教えた

 

「ちゃんと箸も持たれへんと、恥かくぞ」

 

ちなみに

わたしも、お箸は正しく持てない

 

今まで何も言われたことはないし

 

「あの子、お箸もちゃんと持てないのよ。恥ずかしくないのかしらね」

むしろ、

こういう人間とはお付き合いしなくてよろしい。

 

箸の持ち方ぐらいで人を見下す人間とは、仲良くしなくてよろしい。

 

そういう考えだったので

 

(まさか自分が、箸の持ち方で人を判断する人間と結婚することになるとは…)

 

だから夫の口うるさいしつけには

なかなか賛同できなかった

 

「楽しい食卓」を

壊されたくなかった

 

息子が生卵を好き嫌いをすると

夫は「明日から毎日、たまごかけご飯を食べさせろ」と言う

 

でも、わたしは

無理やり食べさせると、余計トラウマになるだろうと恐れた

 

わたしは、摂食障害とまではいかないが、

それに近いものがある

 

幼い頃、母親が泣き叫びながら、わたしの口に野菜を流し込んでいて

わたしは家から逃げ出し

真っ暗な雪の中を歩いている

 

帰りたくない、でも寒い

野菜が食べられないというだけで、なぜあんなに気が狂ったように叱られるのか

 

今なら分かる

 

わたしがその野菜を食べなければ

父親がまた暴れて

警察が来るからだ

 

 

残念ながら

その方法で好き嫌いは無くならなかった

 

30代頃、年齢を重ねるうちに

わたしの両親もまた本当に苦しかったのだと

理解できるようになってからは

自然となんでも食べられるようになった

 

それでも

 

わたし自身の食の問題は治っても

 

夫が息子に、嫌いなものを食べさせているのをみると

 

吐きそうになる

 

 

昔、ある人がわたしに訊いた

摂食障害は治りますか」

 

わたしも訊いたよ

「わたしという人間は、治りますか」

 

わたしは、

誰になりたかったのか

 

 

そして気付いたら毎日

息子に「早く食べなさい」と言う日々

 

夫は

息子のために「早く食べられるように」と言う

 

わたしは

息子が夫に叱られないように「早く、早く」と急かす

 

結局、

 

母は、父が暴れだすことを恐れて

泣き叫びながらわたしの口に野菜を詰め込んでいく

 

わたしは、夫のしつけの口調が怖くて

息子を急かす

 

程度の差は激しいが

同じだ

 

暴れる父親と

きちんとしつけをしたい夫は

別の人間かも知れない

 

だけど

人が怖い母と

人が怖いわたしは、同じだ

 

 

しつけ

 

しんどいなぁ

 

 

トラウマを克服しようと努力していた頃

質問をした

 

「頑張って一つ一つ克服してきました

だけど片付けても、片付けても、次々と

新たな問題がやってくるんです

根っ子の部分にたどり着かないんです」

 

その人はわたしの話をきいて

とても共感してくれた

 

「…でも、

向こうからやってくる問題を一つ一つ解決していくのも

人生の醍醐味だよ」

 

 

人生の醍醐味

 

わたしは相変わらず治っていないが

仲間の言葉は、いつも思い出す。

 

 

結局、夫のしつけは

ちょっと厳しいけど、常識の範囲よなぁ

わたしがもっとおおらかに

夫を立てたり、子どもをフォローしたり

気立てよく過ごせたら良いんだろうけど。

 

 

なんせ明日。子宮頸がんの再検査だ。

嫌なことを終わらせてから考えよう…